【留学】アメリカの高校で授業を取る基準

【留学】アメリカの高校で授業を取る基準

    Photo by NeONBRAND on Unsplash

    ここではアメリカの高校でどのような基準で授業を取ればいいかを紹介して行きます。

    以下のような方に特に参考になれば嬉しいです。

    • アメリカの高校で授業の取り方が分からない
    • アメリカの高校でどのような授業があるか知りたい
    • アメリカの高校は授業の取り方が日本と違うの?

    私は現地で授業を取るまでは日本の私が所属する高校と同じ取り方だと思い込んでいました。

    でも、いざ授業を取るときに驚きました。

    全ての授業を自分で決めるんです。

    だから、授業をどのように取るべきかを考えもせず、英語能力が必要なくても困らなそうなものを中心に授業を取ってしまいました。

    そのため、後から考えてこういう授業を取ればよかったと後悔しました。

    自分が明確になりたいものがなくても、こっちの方がきっと今の自分に役立ったなと思えるものが今考えると色々とあります。

    このブログを見ていただいてる方には出来るだけ後悔せず、充実した留学ライフを送っていただきたいので、私の経験からどのような基準で授業を取るべきかをご紹介します。

    授業を取る基準は大きく2つあり、

    それは 目的とバランスの2つです。

    それぞれ解説していきます。

    1. 目的

    私のように英語能力があまり必要なくても困らなそうな授業を取るという考えは、最終的に自分のためになりません

    何のために留学するのか?

    ・英語力の向上?

    ・自身の視野を広げる?

    ・将来就く職業のためのステップ

    留学をすることで、自身がどうなりたいか?

    これが一番大切です。

    個々で留学の目的は様々です。

    例えば、目的が英語力の向上だったとします。

    その場合、英語力向上をするために、取るべき授業は何なのか?

    体育や芸術、技術系以外のもの。

    これらはどうしても”英語を使う時間”が短くなります。

    もちろん、この分野でしかあまり使わない用語はあります。

    ただ、コミュニケーションを取る時間、”英語使う時間”が短くなります。

    英語力の向上が目的なのであれば、出来るだけ多くの英語を

    ”聞く”、”使う” ことが大事です。

    さらに、英語力の向上の中でも、

    「たくさん話せるようになりたい」という目的があった場合、

    スピーチの授業がお勧めです。

    スピーチの授業とは、公の場でスピーチができるようになるための授業です。

    より正しい英語の使い方や公の場に相応しい英単語も身につけることが可能、

    ということに加え、

    人前で話す技術も同時に見つけることが出来ます。

    「英語の文章をマスターしたい」であれば、

    英語(日本でいう国語)の授業を取る

    正しい文章やよりビジネス文に近い英語を学べるのは英語の授業だと思います。

    英単語や文法、表現の難易度も高いので、文章マスターには英語の授業がおすすめです。

    このように、大きな目的から詳細の目的を考えることで、

    より明確に自身に必要な授業を見出すことが出来ます。

    私の目的は”自身の視野を広げる”ことが目的でした。

    が、それも結構ふわっとしすぎてしまい、結局今考えると、違う授業を取れば良かったと後悔してます。

    私の場合、コンピューターサイエンスの授業、パソコンを使ったプログラミングなどが出来てたら、もっと楽しかったんだろうなぁと思うことがあります。

    しかしながら、全て目的重視で考えてしまうこともリスクがあります。

    なぜなら、授業についていくことはそんなに甘いものではないからです。

    ハイレベルな授業を取れば取るほど、授業についていくのにはより努力と強い心が必要です。

    挫折してしまったら、元も子もないので、

    2. バランス

     

    ここでのバランスとは、

    英語や授業の内容がハイレベルなものや自身が不得意な科目以外の授業、体育や美術などの実技系や自身の得意科目もとり、全体の授業の難易度を調整すること。

    実技系のものは、英語の難易度は比較的低く、体で表現がしやすいため、英語能力が低くても困ることが比較的少ないです。

    その分、英語力向上という点では低くなります。

    これがバランスです。

    例えば、英語のレベルが高く、授業を理解するのに難易度が高い英語(国語)の授業を取ったとしたら、

    逆に英語のレベルが低く、理解するのに苦労しない体育の授業を取ります。(体育自体が嫌いな人もいますから、あくまでも英語のレベルでの話です)

    その他の授業も同じように、レベルが高いものと低いもののバランスが合うように取ります。

    もちろん個々でその授業の難易度は変わります。

    私目線で英語能力のレベル別に授業を表にしてみました。

    レベルが高いものレベルが低いもの平均的なもの
    英語(国語)体育生物
    歴史美術外国語
    環境学数学(代数)地学
    宗教学コンピューターサイエンススピーチ
    経済学音楽化学


    改めてお伝えしますが、これはあくまでも私が考える英語能力のレベルです。

    ただし、必修の授業と選択制の授業もありますので、「難易度が高いから取らない」というわけには行かない授業もありますのでご注意ください。

    必修科目と選択科目に関してはこちらのブログをどうぞ

    私の行ったアメリカの高校は必修の英語の授業でもレベルがありました。

    恐らく、他の高校もそうではないかと思います。(行く前に調べてみましょう)

    個々のレベルに合わせて同じ科目の授業でもレベルを調整することができます。

    ですので、表の中でも科目のレベルによっては英語能力が低いものもあります。

    科目によって得意不得意があるため、英語能力を除くと得意科目であれば、英語能力が高くなくても、キーワードだけで文章や先生の言っていることを理解できる可能性は十分あります。

    そのような個々の得意不得意は考えずに作成したものです。

    また、科目によって得意不得意がないという方は私の表を参考にしてもらっても良いと思います。

    アメリカの高校は基本的に2学期制なので、前期である程度英語が習得出来てきたら、後期は難しそうなものにチャレンジするのも良いと思います。

    皆さんの留学ライフがより良いものになることを願っています!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA